こんにちは。ブリオです。

少し前から「ＢＲＡＩＮ　ＢＵＧＳ」
邦訳「脳にはバグがひそんでる」という本を
読んでいます。

まだ序盤なのですが、脳の仕組みや働きに
ついて、また一見似てはいるけれども
コンピューターと違う点について
科学的な観点からよく書かれていて
とても興味深いです。

この本を読んでいて思い出したのですが
昔、使っていない側の脳を刺激しようと
思って、利き手の矯正に挑戦した事が
あります。

私は極端な右利きで、客観的に見ると
左手で物を取るのが自然な場面でも
意識していないと、つい右手で取って
しまいます。
20年くらい前のある日その事に気づいて
自己啓発の一環として
左手でご飯を食べたり、左手でマウスを使う
訓練をしていた時期がありました。

きっかけは何だったか忘れてしまいましたが
目的は、巷でたまに聞く右脳が活性化すると
想像力が増す説の実証だったり、肩こりが
偏らず分散しないかな、と思ったのでした。

そこそこ長い間やっていたので
少しお箸が使えるようにはなったのですが
既に社会人になっていて、自由な時間が減る中
食事や仕事に余計に時間がかかる、また
何かの作業を始めるのにいちいちどちらの手で
やるのかまごつくのにイライラして
いつの間にかやめてしまいました。

それから随分時間が経って
そんな事はすっかり忘れていたのですが
5年ほど前に中学校の同窓会に参加した時。

立食パーティーだったのでウロウロしていると
偶然、私とは全く関係ないグループ内で
「お前まだ左手使って右脳の開発してるの？」
「もうそんな事してねーよ！やめろよぉ～」
と話しているのを聞き、びっくりした後
こっちまで恥ずかしくなったり、自分以外にも
そんなおかしな事をしてた奴居るんだ…と
変に安心したりしたのでした。

みなさんもそういう経験有りますか？
いや、ソレどういう経験？って感じですね。
失礼しました～！