こんにちは。ブリオです。

『好きこそ物の上手なれ』ということわざが
ありますね。
改めて意味を調べてみると
・どんなことであっても、人は好きなものに
対しては熱心に努力するので、
上達が早いということ。
だそうです。が、最近逆パターンも
あるのかな、と感じています。

私は安易な考えで進学し、卒業した
学校に関係ある、と言う理由だけで
これまた深く考えずに職種を決めました。
選んだ仕事は嫌いではないが、特別好き
というわけでもありませんでした。

そうすると
（後で冷静に考えれば、おそらくどんな
仕事に就いても必ずある事なのですが）
仕事でしんどい時・辛い時に
何度も例のことわざが頭をよぎり
「しまったなぁ。もっと好きな事を仕事に
していれば、こんな事にはならなかった
のだろうか。やっちまったなぁ」
などと愚痴を言っていました。

ところが、嫌々ながらでも
新卒から現在まで15年以上、一貫して
IT業界で仕事をし続けていると
（全く違う事をやる勇気はないので）
少しずつでも経験が蓄積されてきて
今担当している事に限って言えば
ちょっとは出来るようになったかな、と
感じる瞬間があります。

過程は全く格好良くないですが
「あれもしや俺、出来る子？」と思えたり
遅くても上達すると、職務上の要望に
応えられる内容も増え、微かではありますが
仕事が好きになり始めている気がします。

思い返せば、若い頃（特に20代）はこの言葉に
憑りつかれて、結構悩んでいたので
言えるものなら若かりし頃の自分に
・好きな仕事／嫌いな仕事は単純に１か０か
みたいな話ではなく
好きな仕事の中にも嫌いな事もあるし、逆に
嫌いな仕事の中にも好きな事もあり、もっと複雑
・とりあえず毎日思い切り漕いでいれば
どこかには辿り着くって！
と、言ってあげたいです。

ここまで書いて、このブログ記事
『継続は力なり』という6文字のことわざで
表現出来る事を、長々と別の表現で書いて
いたのに気づきました。…ま、いっか。